イギリスは試薬の物価も高い。
お金の話ばかりになって恐縮ですが、イギリスは試薬の値段も高いです。
なんで消耗品買うのに、こんなにお金使うの! って思うことがしばしばあります。 たとえば、今日買おうと思ったGE healthcare社の nitrocellulose membrane 'Hybond ECL (Cat.RPN303D)'で比較してみましょう。 日本:22,000円 イギリス:178.00ポンド でした。 今日の時点において213.29円/ポンドですから、 イギリス価格を日本円に直すと約37965円… まじで? しかも、日本では仲介業者が安くしてくれるのでもう少し安い価格で 仕入れることができるため、2倍くらいの値段で買うことになります。 なんだかなあ。 PCRをする際に絶対必要になるオリゴヌクレオチドですが、 今イギリスで使っているメーカーは、 45p / baseでスモールスケールを、 80p / baseでスタンダードスケールを作ってくれます。 日本では50円/baseだから、日本の倍か。 やっぱり倍の値段がかかります。 ちょっと調子に乗って60merとかのオリゴを注文しただけで すぐに10,000円超えます。すごいなあ。 さらにMacなどコンピューター関連も高い! MacBookの一番低スペックのやつを買う場合、 日本:139,800円 イギリス:699.00ポンド(=149,089円) ということで、1万円強差が出ます。 働き始め、1年でこんなにお金使えるんだと思って Budgetのリスト見てびっくりしたものでしたが、 サプライヤーのカタログ見て2重にびっくりしました。 確かに日本のGDPは小さくなってきていますが、 スコアだけ高くても結局イギリスの方が物質的には貧乏になるんじゃないのかな? と思ってしまうわけです。
by brummie
| 2008-02-16 04:45
| 研究資金
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