英国・生命科学研究者の憂鬱

大学院生の教育について。

こっちに来て、一番すごいなと思ったのが大学院生の教育です。
大学院生は3ヶ月から半年ごとに必ずレポートを書かなければいけません。

そのレポートは論文の形に準じており、
学術論文やdissertationを書く練習になります。
また、書かれたレポートは、自分のsupervisorともう一人のPIによって吟味され
次の実験の方向付けの一因となります。

僕は博士論文を実質1週間ちょっとで仕上げました。
他の生命科学系の博士もそういった人が多いと思います。
しかし、イギリスではこういった定期的なレポートに加え、
莫大な枚数のdissertationを出さないと博士にはなれません。
(多い枚数ですが、そのほとんどは論文として要らないことも
多いことを加えておきます。)

なにはともあれ、博士論文あるいは学術論文にいたるまで何段階かのステップを
経ていることは、イギリスの大学院生育成の利点として
挙げることができると思います。
[PR]
by brummie | 2008-02-17 06:11 | 研究者教育
<< トラックバック頂きました。 イギリスは試薬の物価も高い。 >>



イギリスで生命科学研究をする上での愚痴